タナカワークスのペガサスシステムのガスリボルバーのS&W M627 PC 5in ステンレス VER2。

リボルバーはジャムがほとんどなく確実な作動が長所である反面、弾数が5〜6発が普通で、オートマチックに比べて装弾数が少ない為、戦闘用ではファイヤーパワーの低下、シューティングマッチではリロードの回数が増えてしまう難点があった。

S&W社はNフレーム357マグナムリボルバーであるM27系の発展型として、その大型シリンダーを活かして装弾数を8発に増加させた『R8』シリーズを開発。M1911系自動拳銃に匹敵するファイアパワーにより、競技時のリロードの頻度が低下しており、シューターに一定の支持を受けている。

M627 パフォーマンスセンター 5in 8ショット
はその名の通りS&W社内のカスタムワークショップであるパフォーマンスセンターが製作した特別モデルで、軽量化のためにスカンジウム合金を採用していたM327系と違い頑丈なステンレス鋼を採用。バレルは取り回しの良さと命中精度を両立させた5インチレングスで、美しいデザインに仕上げられている。

このM627 PC 5inに、タナカワークスが定評あるペガサスシステムを搭載し、ガスハンドガンとしてモデルアップ。
大型シリンダーの容積を最大限に活かし、16発というシリーズ最多の装弾数を持った。

フロントサイトは実銃同様ゴールドのインサートが入れられたビードサイトで、内部メカは発射機構の気化効率化を見直すことで実射性能をいっそう向上させたVer.2仕様だ。

外装は、メッキ加工によるシルバーフィニッシュが冷たく美しい魅力のステンレスバージョンだ。
全長266ｍｍ、重量870ｇ、装弾数16発、メーカー希望小売価格27,864円。